ネイビー・ブラック・ダークグレーなどの濃い外壁色は、
スタイリッシュで高級感があり、最近の住宅でも非常に人気があります。
しかし、見た目だけで色を決めてしまうと、
「こんなはずじゃなかった…」という失敗が起きやすいのも事実です。
この記事では、濃い外壁色を選ぶ前に必ず知っておきたい
デメリットと注意点 を分かりやすくまとめました。
■ 濃い色の外壁が選ばれる理由
まずはメリットを簡単に整理しましょう。
▼ 人気の理由
モダンで洗練された印象に
外観が引き締まりデザイン性が高い
付帯部とのコントラストが映える
魅力は多いものの、多くの人が見落とすポイントもあります。
■ 濃い色の外壁のデメリット
▼ 主なデメリットまとめ
| デメリット | 内容 |
|---|---|
| 汚れが目立ちやすい | 砂埃・雨だれ・白い汚れがクッキリ見える |
| 色あせが早い | 紫外線の吸収が大きく、退色が進みやすい |
| 熱を吸収して暑い | 夏場は外壁温度が高くなりやすい |
| 塗りムラが出やすい | 職人の技術によって仕上がりに差が出る |
| 重厚すぎて圧迫感が出ることも | 立地によっては暗く見える |
特に「汚れ」「色あせ」は濃い色特有の大きなデメリットです。
■ 色あせしやすい理由
濃い色は紫外線を吸収しやすいため、
外壁温度が上がり 塗膜が劣化しやすい 特徴があります。
⚠ 色あせしやすい濃色例
ブラック
ダークネイビー
ダークブラウン
チャコールグレー
数年で「白っぽく見える」「ムラが出てきた」という相談も多い色味です。
■ 濃い色を選ぶ前に知っておきたい注意点
✔ 1. 高耐候塗料を選ぶのが必須
色あせを抑えるために、
ラジカル塗料
フッ素塗料
無機塗料
といった耐久性の高い塗料を選ぶことが重要です。
✔ 2. 仕上がり確認は“A4サイズ以上の色見本”で
小さなチップでは濃い色ほど実際の見た目とズレます。
大判サンプルを外壁に当てて確認しましょう。
✔ 3. 立地環境を考慮する
日当たりが強い場所 → 色あせが早い
隣家と近い → 圧迫感が増す可能性
✔ 4. 付帯部の色とのバランスをチェック
濃い外壁には、
ホワイト
シルバー
木目調
などの明るい付帯部が相性良く、メリハリが生まれます。
✔ 5. 塗りムラが出ない施工品質が必要
濃い色は技術差が出るため、
「3回塗りの徹底」「メーカー基準での塗装」が必須です。
■ 濃い色を成功させたいなら“部分使い”もおすすめ
全面を濃い色にするのが不安な場合、
アクセントカラーとして一部だけ濃色に
1階だけ濃く、2階は明るめに
玄関まわりだけダークカラーに
といった配色方法も人気です。
重さが軽減され、おしゃれに見えます。
■ まとめ:濃い外壁色は魅力的だが“対策”が必要
濃い色の外壁は、
デザイン性が高い
家が引き締まって見える
という魅力がある一方で、
汚れが目立つ
色あせしやすい
熱を吸収しやすい
といったデメリットがあります。
濃い色を選ぶ際は、
高耐候塗料 × 大判色見本 × 配色バランス が成功の鍵です。
ペイントホームズ鳥取店では、濃色外壁のシミュレーションや、色あせしにくい塗料のご提案まで行っています。
濃い色をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
鳥取県米子市,日野郡,西伯郡,島根県安来市などで
外壁塗装、屋根塗装、防水工事を承っています。
戸建て住宅、アパート、店舗、工場など、さまざまな施設の塗装に対応しています。
塗装に関するお悩みは、無料のお見積りや劣化診断、カラーシミュレーションで解決!
納得のいくプランをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
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